こんな方が熱中症になりやすい
同じ暑さの日でも熱中症になる方とならない方がいらっしゃいます。今回はその違いをご紹介してまいります。
1.高齢者
高齢者の熱中症による死亡がTVなどでも報道されていて、特に室内での死亡が多いのも特徴です。
高齢者は暑さを感じたり喉が渇いた事を感じるセンサーが鈍くなっているために、室内が暑くなっていても、また脱水状態になっても喉が渇いたという感覚を持ちにくくなっています。
その上体温を調節する機能も低下しているので発汗が少なく熱が体内にこもりがりです。
そのため突然倒れてしまい、倒れた時には熱中症がかかり重症になっていることが多いのです。
またトイレに行くことをおっくうがり、水分を採らない方も多く見受けられます。
高齢者にはエアコン等での室温管理は勿論ですが、水分補給は喉が乾いたら飲むのではなくて、例えば15分毎に水を2口飲むなど時間を決めて接収させることをルール化しておく必要があります。
この他にも風呂に入る前にコップ1杯、出た後にコップ1杯、寝る前にコップ1杯、起きたらコップ1杯と決めておきましょう。また枕元にも水さしやペットボトルなどを用意しておきましょう。
夜寝る前はトイレに起きるのが嫌だから水分を飲まない方が多いですが、熱中症だけでなく、心筋梗塞や脳卒中のリスクも高くなるので飲む習慣をつけて下さい。
若い方でも喉が渇いてから水を飲むのでは遅いのです。「渇く前に飲む」が大切です。
2.乳幼児
人の体内の水分の平均は70%と言われていますが、赤ちゃんは約80%が水分でほんの少しでも水分が失われると熱中症にかかりやすくなります。
子供は高齢者と同様に体温を調節する機能が未熟で、汗をかく機能や汗腺も未熟なので体温を効率よく下げる事ができないため、どうしても熱がこもりやすくなります。
また自分で衣服を脱ぎ着できないのでどうしても熱がこもりやすいのです。
そして背が低いことで地面からの輻射熱で大人よりも高温の環境になるので、リスクが高くなります。真夏の炎天下でベビーカーを使うのはとても危険です。
3.二日酔い
二日酔いの方は脱水状態になっています。
アルコールが肝臓で分解される時に大量の水が必要となります。
そのため体内の水分が肝臓に集まり体は脱水状態になってしまいます。
このような時は非常に簡単に熱中症になってしまいます。
4.下痢の人
食べた物は胃や小腸で分解吸収され大腸で水分が吸収され便として排泄されます。
下痢は大腸で水分を吸収できないまま排泄されたためにおこります。
つまり水分が吸収できていないので体は脱水状態になっています。
下痢をするとトイレに行きたくなるのを避けるために水分の補給を嫌がる方がいますが、これは非常に危険で、下痢の時こそ水分補給が重要なのです。
刺激の少ないさ湯を定期的に飲むようにして下さい。
5.体調不良
体調不良の時は体温の調節機能も低下しています。
寝不足は朝食を抜いた時などは炎天下での活動は控えた方が良いでしょう。
糖尿病患者や心疾患患者の方は元々リスクが高いので注意が必要です。
6.運動不足
運動不足の方は発汗機能が低下しています。
そのため急に暑くなったり、運動で体温が上がると熱を発散できなくて熱中症になりやすいのです。
7.肥満
脂肪が断熱の効果を果たし、熱が体内にこもりやすいためリスクが高くなります。
これからの時期は熱中症が多くなる時期なので、今から備えておきましょう。
そして毎日必ず飲む水にバナジウム天然水「ウォーターワン」をお勧めします。
お問い合わせは 電話:029−859−4177
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