熱中症は先ず身体を冷やそう
熱中症は命に関わるので、正しい手当を早急に施す必要があります。
熱中症は温度により身体がオーバーヒート状態になってしまっているので、先ず最初にしなければならないのが体温を下げてあげる事です。
炎天下ならば風通しの良い日景に移して、身体全身に水をかけます。
もし消毒用のアルコールがあればそちらを使って下さい。共に気化熱で耐表面の熱を奪ってあげますが、アルコールの方が気化しやすいです。
次は保冷材の様な物があれば、タオルに包んで首や脇の下に当ててあげます。これは自動販売機で買った缶コーヒーやお茶のペットボトルなどでも構いません。
首には頸動脈、脇の下には液下動脈という太い動脈が走っているので、非常に効果的に体温を下げる事ができます。
そして意識がはっきりしていて、本人が望めば冷たい飲み物を与えてあげます。
この場合、0.9%の食塩水が良いと言われていますが、事故現場でそんなものは調達できませんから、ポカリスエットのようなアイソトニック飲料を2/3程度に薄めたハイポトニック飲料を与えて上げましょう。
その際に、ガブガブ飲ませるのは厳禁です。吐いてしまう危険性が高いのです。
ティースプーンで舐めさせるような感じでゆっくりと少量づつ飲ませて下さい。10分飲ませては10分休むを繰り返します。
これは本人が欲しがるだけ繰り返して構いません。そして意識が弱くなってきたり、しゃっくりや吐き気をもようして来たらそれ以上は飲ませないようにして下さい。
寝かせる時、顔面が赤い場合は上半身をやや高くし、顔面蒼白の場合は下半身を高くして寝かせて下さい。
熱中症は防げる病気です。
水分のチビ・チョビ飲みをする事でかなり防ぐ事ができますし、どうしても動かなければならない場合は、保冷材等をタオルで首に巻いて体温が上がらないようにしながらにして下さい。
毎日飲む水をバナジウムや亜鉛がバランスよく溶けている、ウォーターワンに変えませんか。
お問い合わせは 電話:029−859−4177
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